25歳童貞には青春恋愛ストーリーが辛いという話

毎日記事を書こうと言った二日目。

前回は二日目すら書けなかったので進歩である。

 

なんか見てほしい作品はっていうので複数コメントだったりリプをもらったので、今は一番最初に来た「にりく&ちょもすのパイロブラスト」を軽く見ながら記事を書いています。他にコメントで来た、いもいもとかなろう系アニメもそのうち見る。

25歳童貞には青春恋愛ストーリーが辛いという話

 で、こっから先は題名通り。実際にはまだ24歳だけどご愛嬌。

 こんな記事を書く理由は、最近アマガミをやってないのは有り得ない、みたいなパワハラを受けたから。

 

 もちろん僕はオタクなので、アマガミの存在は知っているし凄い人気があることも知っている。しかしどうしてもやろうという気にならないのだ。

 で、その理由は『25歳童貞には青春恋愛ストーリーが辛い』からだ。

 

 辛いと言っても、「あー、こんな青春時代を送りたかったなー」的な辛さではない。単純に見ていて苦痛なのだ。特に『あの人が好き、でもこの気持ちを伝えられない』みたいな青春恋愛のお約束が、僕に物語の続きを読む気を失わさせる。

 

 気持ちを伝えられず、意中の相手との関係がこじれていくのは物語の鉄板だ。しかしそれは恋愛というゲームにおける、舐めプ、もしくは捨てゲーじゃないだろうか。

 

 僕が見たいのは舐めプしてゾルべの光線銃に打たれて、地球を破壊されて、なぜかウイスの時間戻しというチートでフリーザを倒す孫悟空では無い。

 限界を超えた身勝手でもギリギリ倒せず、あのフリーザとまで協力してジレンを打ち倒す孫悟空なのだ。

 

何故青春恋愛ストーリーが辛いのか

 しかしだ。こういった物語は世間一般的に流行っている。だというのに僕は楽しめない。理由は題名の前半に書いてある気もするが、少しだけ考えていく。

 

 まず、世の中の多数(決して多数派ではなく、絶対的な人数としての多数)が好きなものを楽しめないとき、問題は物語側には無い。ほぼ確実に、受け取る側に問題、または楽しむにあたって立ち塞がる障害がある。

 

 考えられるものとしては

 

・舌が肥え過ぎている

・価値観の違い

・周りが称賛している作品を否定している俺カッケー

・その作品を肯定すると、何らかの形で自分を否定することになる

 

 これぐらいだろうか。他にもある気はするが、メインはこんなものだろう。

 

 で、まず1つ目から。

 

・舌が肥え過ぎている

 これに関しては、ほぼ無い。青春恋愛系の物語は、両手で数えられるほどしか読んだことがない。

 家族愛だとか友情系ならば腐るほど読んだし、今でも大好物なのだが、青春恋愛系は殆ど無い。割と最初期から受け付けない感じだったのだ。

 

 

次、2つ目。

 

・価値観の違い

 まあ、これは大いにあると思う。なにせ僕は中学から社会人の今になるまで、殆ど女との交流がない。中高は男子校で、大学は女の居ない研究室。HSばかりやっていたせいでサークル活動もしない。社会人になったと思ったら、偶然にも男しか居ない部署。

 

 しかもこれに合わせてコミュ障と顔面偏差値30を併せ持っているのだ。価値観が一般人と乖離しているのは致し方ない。

 

 

そして3つ目。

 

・周りが称賛している作品を否定している俺カッケー

 昔の自分を思い出しているようで凄い辛い気分になるが、これは意識して無くそうとしている今でも、結構ある。

 例えば世界的に大人気なソードアート・オンラインを周りが絶賛している中「いやいや、VRMMOといえばやっぱり.hackでしょ」、みたいな感じで通ぶってしまうのだ。そもそも設定が一部似通っているだけで、作品としては全く別物だと言うのに。

 みんなが好きなものに対して斜に構えて「あんな作品を好きだなんて低俗だ。それを理知的に分析して批判できている俺はアイツらより上」みたいなのは、良くないことだと思っているのだが、どうしてもやってしまう。

 ただ、これは他の作品ではあるが、青春恋愛ストーリーでは少し違う気がしてしまう。これに関しては本当にただ辛いのだから。

 

 

そして最後であり、一番の理由。

 

・その作品を肯定すると、何らかの形で自分を否定することになる

 

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 みんな大好きジレンさん。

 この画像を貼るためだけにこの記事を書いていると言っても過言ではない。

 

 多分だが、僕にとってはこれが一番の理由。

 僕は25年の人生において、恋愛というものに関与してこなかった。自分みたいな人間が恋愛に手を出すのは効率が悪い。お前は適材適所という言葉を知らないのか。そんなものは不要だと切り捨ててきた。

 かと言ってその選択で今があるので、後悔しているわけではない。

 

 ただ、青春恋愛ストーリーを読むと、こう思ってしまう自分がいる。

「何故お前は恋愛をして、しかも普通に暮らしているのに幸せになっている?」

 

 羨望(エンヴィー)では無い。嫉妬(ジェラシー)なのだ。

 自分も恋愛を通して幸せになりたいのではない。幸せになっていることそのものが許せない。そして不思議なことに、これは3次元の相手には殆ど感じず、2次元の物語に対してのみ感じてしまうのだ。これはもう本当に訳がわからない。

 

 

 ……話が長くなってきたので総括すると

 

25歳になっても童貞な僕が悪い

 

 ということである。

 

 

 しかし、「恋愛が地雷」というのは、サブカルチャーを楽しむ上で非常に面倒で辛いわけだ。

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 僕も最終的には、こんなふうに笑って終わりたい。

 てなわけで、本当に面白いと思う「青春恋愛ストーリー」モノがあったら教えてください。

 

 

 

 

 …………何故僕は週初めの夜から、こんな記事を書いたのかわからない。

 全部ジレンがカッコいいのがいけない。